こんにちは、加藤工務店です。
暖かい日があると思えば、冷たい雨で冷えこむ日もありと、三寒四温のこの季節。体調を崩さないように気をつけたいですね。さて先日、住宅リフォーム業界のトピックス「TOTOの設備機器の値上げ」のニュースが入ってきました。皆さまにはできるだけお求めやすい価格のうちに情報提供をしていきたいと考え、今回はそちらの内容をお届けしたいと思います。
【TOTO】2024年8月1日受注分より改定開始
トイレや洗面台などの衛生陶器やシャワートイレ「ウォシュレット」などを製造・販売しているTOTOが、去る2月29日に、商品の希望小売価格を今年の8月1日受注分から引き上げることを発表しました。
同社は昨年の8月にも値上げをしたのですが、コロナ禍やウクライナ情勢の影響による原燃料価格の上昇などにより、これまで全社を上げて生産性の向上やコストダウン、諸経費の削減に努めてきたそうですが、企業努力の身で対応困難な状況となっていることから今回の値上げを踏み切ったと発表しています。
※画像はイメージです
同社の希望小売価格の引き上げは、2019年10月から始まり、2022年10月、そして昨年8月と実施され、今回で4回目となります。2019年の値上げは12年ぶりの値上げでしたが、ここのところ3年連続となっています。
ちなみに、LIXILも昨年9月1日より価格改定が行われましたが、今後の住宅設備機器の価格動向が気になるところですね。
【TOTO】主な対象商品と値上げ幅は?
今回のTOTO製品値上げの平均改定率についてまとめてみました。
・衛生陶器 5%
・ウォシュレット(一体型便器・シートタイプ) 3%
・水栓金具 11%
・ユニットバス・システムバス 2%
・洗面化粧台 3%
・システムキッチン 3%
となっています。
実施期間は2024年8月1日よりとなっていますが、旧価格で購入するには、お客さまから注文を受け、工務店がTOTOにオーダーする最終のタイミングが7月下旬。この時期は殺到することが予想されますので、水回りのリフォームをTOTO製品でお考えの方は、余裕をもって早めに計画されることをお勧めいたします。
ここのところ、住宅設備メーカの値上げが相次ぎ、私共も心苦しい限りですが、お客様に有益な情報となると思い共有させていただきました。
現時点でリフォームを検討されている方はぜひ参考にしていただけたらと思います。
TOTO製品をご検討の方はどのタイミングで計画すれば間に合うかなど、お気軽にお問い合わせくださいね。
今後も、業界ニュースなどありましたらこちらでお伝えしていきますので、ぜひチェックしてみてください!