台風に強い住まいへの備えとリフォームアイデア

こんにちは、加藤工務店です。いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

まず初めに今夏の〖夏季休暇〗についてお知らせいたします。

加藤工務店では8月10(土)から15日(木)までの期間、夏季休暇をいただきます。

何卒よろしくお願いいたします。

さて、ここのところ一気に真夏を感じる暑い日が続くようになりました。すでに日本のはるか南の海上では台風もいくつか発生しているというニュースも耳にします。これからの季節は、台風や豪雨などの準備も必要ですね!今回は、「台風に強い住まい」にするための具体的なチェックポイントやリフォームアイデアをご紹介します。この記事を参考に、安心して台風シーズンを迎えましょう。

何と言っても日頃の点検が大切

大切な住まいを台風や大雨から守るためには、やはり日頃からの点検が大切です。できるだけお金をかけずに住まいを長持ちさせるためにも、定期的に確認しておくようにしましょう。

屋根の点検

屋根は台風の影響を直接受ける部分です。雨漏りしてしまうと内部に水が浸入しカビの発生など、構造体の劣化の原因に。瓦や金属板のずれやひび割れがないかをチェックしましょう。特に重要なのはコーキング(防水材)の状態確認です。自分で点検するのが難しい場合は、専門業者に依頼すると安心です。

排水溝のチェック

排水溝にゴミや落ち葉が詰まっていると、大雨の時に水が溢れ、家に被害を及ぼす原因に。定期的に排水溝の清掃を行い、詰まりがないか確認しましょう。

外壁の状態確認

外壁にひび割れや塗装剥がれなどはありませんか?これらは雨水の侵入を許し、建物内部にダメージを与える原因となります。特に窓枠周りは雨水が侵入しやすいので、慎重にチェックすることをおすすめします。

 

台風が近づいてきたら直前に行うことは?

台風直前には以下のチェックリストを確認し、対策を行いましょう。

飛来物は事前に片付けておく

・庭やベランダの片付け:植木鉢やゴミ箱など、風で飛ばされやすいものは室内に移動させるか、しっかり固定します。

・アウトドア家具の収納:テーブルやイス、バーベキューグリルなども飛ばされやすいので、保管するか固定します。

防水対策も万全に

・窓・ドアの密閉:全ての窓やドアがしっかり閉まっているか確認し、必要ならばテープで隙間を塞ぎます。

・排水溝の最終チェック:大雨に備え、排水溝が詰まっていないか再確認します。

電気・ガスの点検もお忘れなく

・避雷器付き分電盤の確認:避雷器が正常に機能するか確認し、問題があれば専門家に相談します。

・家電製品の保護:使わない家電製品はコンセントを抜き、パソコンなどは電圧変化から守るための専用延長コードを使用しましょう。

台風に強い住まいのためのリフォームアイデア

サッシやシャッターの設置

台風による窓ガラスの破損を防ぐために、強化ガラスやサッシの設置を検討しましょう。また、シャッターの取り付けで飛散物から窓を守り、風圧を軽減する対策も有効です。

防水性の高い外壁

外壁を防水性の高い素材にリフォームすることで、雨水の侵入を防ぎます。さまざまな素材がありますが、外壁に仕上げ材を貼るサイディングは防水性能が高く、デザイン性も豊富でおすすめです。また、建物の外壁の状態が比較的良い場合はひび割れがしにくい弾性塗料で外壁塗装をするのも耐久性を高める方法のひとつです。

耐久性の高い雨どい

雨どいは雨水を効率よく排水するために重要です。軽量で安価な塩化ビニール製が一般的に使用されることが多いです。耐久性の高い硬質ビニールやガルバリウム鋼板、ステンレス製やアルミ製のものも登場しています。これらにリフォームすることで、耐用年数約20年~30年と長期間メンテナンスフリーで使えます。

雷対策

雷による電気トラブルを防ぐため、避雷器付きの住宅分電盤を導入するのもよいでしょう。避雷器は雷が落ちた際に電気製品を保護する役割を果たします。

 

いかがでしたでしょうか?台風に強い住まいを実現するには、定期的な点検と必要なリフォームが欠かせません。ちょっと心配だな?と思う箇所があれば専門家のアドバイスを受けながら、最適なリフォームプランを立てて、安全・安心な住まいを実現してくださいね!

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