お子さんのための勉強スペース改造計画

こんにちは、加藤工務店です。毎日暑い日が続いていますね。夏休みのこの時期、お子さんたちはおうちでのお楽しみの時間もあれば、家庭学習の機会も増えますよね。また、新学期に向けてお子さんたちの勉強環境を整えたいと考えている方も多いかもしれません。今回は、そんなご家庭に向けた「勉強スペース改造計画」と題してお届けしたいと思います。

勉強スペースはリビング派?個室派?

お子さんの年齢や性格、家族構成などにより、勉強スペースの場所もそれぞれ。小学校低学年のうちは親が見守れる環境のリビングにスペースを確保するご家庭も多いですね。個室で集中したいと思うようになるなど、お子さんの成長に寄り添いながら個室に切り替えていくのがおすすめです。近年はテレワークのご家庭も多いので、お子さんの学習スペースと仕事スペースを分ける、もしくは一緒にするなどそれぞれの傾向があります。ご家庭に合った方法を見つけていきましょう。

リビング派のための勉強スペース

リビング派のお子さんの場合、家族と一緒の空間にいることで安心感が得られる場合があります。リビングの一角に勉強スペースを作ることで、家族とのコミュニケーションを保ちつつ集中できる環境を作り出すことができます。ただ、リビングは他の家族が活動する場所でもあるため、適切な工夫が求められます。

1.専用の机と椅子を配置する

リビングにフィットするコンパクトな机と椅子を設置。収納が付いた机を選ぶと、教材や文具の整理整頓が簡単に。お子さんが学校に行っている間は大人のワークスペースとしても利用できます。スペースには余裕がある方が勉強や作業効率もアップ。壁面を利用したワークスペース&壁収納も場所をとらずに、かつ整理がしやすいのでおすすめです。ダイニングテーブルの場合は学習用具の収納スペースを確保することでテーブル周りもすっきり片付きます。

2.遮音カーテンや可動式扉・シェルフで区切る

勉強スペースを確保するために、遮音カーテンやオープンシェルフでリビングの一角を仕切りましょう。こうすることで、集中を妨げる音や視覚的な刺激を減少させることができます。

個室派のための勉強スペース

個室派のお子さんの場合、自分だけの空間で集中できる個室が理想的。広い子ども部屋の場合は、勉強スペースと遊びスペースをきちんと区別することが重要です。おもちゃやゲームがあるとどうしても集中できなくなるので、できるだけ収納なども工夫してすっきりした環境に整えることが大切です。

広い子供部屋の間仕切り

広い子供部屋をお持ちの場合、間仕切りを利用して特定のエリアを勉強スペースに変えるのも一つの方法です。

1.カラーボックスや収納棚を活用

手軽に設置できる間仕切りとして、カラーボックスや収納棚を活用しましょう。おもちゃや本を収納しつつ勉強スペースと遊びスペースをしっかり分けられます。

2.パーテーションを設置

床にレールを敷かない天井吊りタイプの引き戸を設置する方法もあります。引き戸を解放しているときは一つの部屋のように使うことができるのでおすすめです。また、簡易的なパーテーションを使って仕切るという方法も。可動式のパーテーションなら、必要に応じて移動させることもできるので便利です。

 

3.お部屋分割リフォーム

子ども部屋が広く、兄弟姉妹で共有しているケースでは、お子さんがそれぞれ自室をほしいと思うタイミングもあるでしょう。そんな時は分割リフォームも一つの手です。この時、窓や照明にも注意を払いましょう。各部屋に十分な自然光が入るようにすることで、明るく快適な環境を提供できます。また、収納スペースの確保も考えた空間設計も大切なポイントです。

勉強に適した明かりの工夫

お子さんが快適に勉強できるように、照明には特に注意が必要です。自然光が十分に入らない場合、次のような対策を考えてみてください:

1.デスクライトの設置

目の疲れを軽減するために、自然光に近い色温度のデスクライトを選びましょう。勉強スペースには白色LEDライトが適していて、光の方向を調整できるタイプが便利です。

2.照明の利用

部屋全体の明るさを均一に保つために、シーリングライトを導入するのも良い方法です。リビングなどでスペースを共用する場合は、食事や団らんのシーンに合わせて光を調整できるタイプが便利です。間接照明は天井や壁に反射させることで、部屋全体を柔らかい光で包むことができるので、デスクライトと併用して設置するのも良いでしょう。

 

いかがでしたでしょうか?今回はお子さんのための勉強スペースについてお届けしました。新しいスペースや設備を取り入れることで、お子さんのモチベーションもアップするかも?!しれません。ぜひ検討してみてくださいね!

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