【価格改定ニュース】サンゲツ、12月受注分から壁材などを値上げ

こんにちは、加藤工務店です。

お盆を過ぎてもまだまだ暑い日が続きますね。皆さまいかがお過ごしでしょうか?気づかないうちにたくさん汗をかき、体も暑さの疲れが蓄積していますのでどうぞご自愛くださいね。さて、今回は、8月にリリースされた業界ニュース「サンゲツ、壁材などを値上げ」についてお届けします。

サンゲツとはどんな会社?

サンゲツは名古屋に本社を置く企業で、カーテンをはじめ、壁紙・床材・椅子生地のほか、これらの施工に使用する接着剤やテープなどを取り扱う商社で、住宅、オフィス、店舗用で内装工事向けに販売を行っています。商社なので自社工場を持って製品を作るメーカーとは異なります。

インテリア商社としては最大手で、今回値上げする壁紙はこれまで国内トップの5割のシェアを持つ会社です。

過去5年でも原材料の値上げ等による価格改定

サンゲツはこれまで2018年、2021年にも原材料の値上げや物流コストをを理由に値上げを行いました。2022年には原材料の需要ひっ迫や原材料の海外との内外価格差、製造コストも加わり価格改定が実施されてきました。

本ブログでもお伝えしてきた通り、他の住宅設備機器メーカーも同様の理由で価格改定が行われてきた通り、インテリア業界内では対策の企業努力をしつつも、業界における製造設備の老朽化、労働力不足に伴う人件費の上昇、物流環境の変化などリスク要因が顕著になっているとして、業界の健全な発展のため再度価格改定を決定したそうです。

2024年12月受注分から10〜15%の値上げ

今年8月1日にサンゲツよりリリースされたニュースでは、今回の価格改定で、壁紙などの壁装材や床材を12月受注分から10〜15%の値上げが発表されました。

今回の価格改定の理由としては、床材に使う塩化ビニール樹脂などの原材料や物流費の価格上昇のほか、商品の安定供給力を高めるため建設した子会社の新工場にかかる費用などが挙げられています。

今後は、物流サービスなどを充実させることで価格転嫁を目指していくそうです。

サンゲツ製品を使った壁紙や床リフォームを検討される方はお早めに

原材料や物流のコスト高による問題は、いろいろな企業でも目にするところではあります。お客さまにとっては「また値上げ?」と思うこともあるかと私共も心苦しく思います。今後壁紙や床リフォームなどにも影響してくるかと思いますので、サンゲツ製品をご検討の方はお早目に検討されることをおすすめいたします。

 

今後もお客さまにとって有益な情報をご提供できるように努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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