気をつけて!「給湯器の点検」トラブル急増中

こんにちは、加藤工務店です。

暑さが続いていたせいか、気持ちの良い秋の季節が短く感じる今日この頃ですね。朝や夜に水道を使う時に温かいお湯が出るとありがたく感じることが増えてきました。水をお湯に温めて供給する給湯器の出番が増えるこの季節、実は電話や無料点検などで修理を持ちかけてくる業者とのトラブルが増えているんです。今回はその手口や注意点などについてまとめてみました!

「給湯器の点検」で70歳以上の高齢者を中心にトラブル増!

独立行政法人国民生活センターが今年2024年2月に発表した情報によると、「給湯器の点検商法」による2023年度の相談件数は2022年度に比べて約3倍と急増していて、HPでは注意喚起が呼びかけられています。

では実際にどのようなトラブルなのかを独立行政法人国民生活センターの情報をもとに見ていきましょう。

 

給湯器トラブルの相談事例

国民生活センターに寄せられたトラブルはこのような例です。

□ガス会社だと思い点検を依頼し給湯器交換の契約をしたが、高額だった

□自治体から委託されたという業者の点検後に温水器の交換が必要と言われた

□今なら割引できると言われ契約したが、不審に思ったので解約したい

□無料点検と言われ依頼したが、新しい給湯器への交換を勧められて契約したので解約したい

 

このように、電話や訪問で給湯器の点検を持ちかけられる例や、点検後に「このままでは壊れる」などと不安にさせる例、また、「今契約すれば割引する」などと契約を急がせたりする例もあります。

 

契約しているガス会社を装ったり、自治体の依頼を受けていると嘘をついたりして無料点検に応じさせるケースも多いようです。給湯器の知識など一般の方はあまりないため、不安をあおって交換をさせようとすることもあるそうです。

特に、70代以上の高齢の方のお住まいで多いようなので、ご注意くださいね!

 

もし怪しいな…と思ったら

・電話や訪問で点検を持ち掛ける業者には安易に点検をさせない

・点検を断る連絡ができず訪問された場合にはインターホン越しに点検を断りましょう

・その場では契約せず、身内に相談したり、信頼できる業者などにも価格などを確認したりするなど、十分に比較・検討しましょう

 

クーリング・オフなどができる場合もありますので、少しでも怪しいな、不安だなと思った場合はすぐに消費者センターなどにも相談しましょう!

 

★消費者ホットライン「188(いやや!)」番

最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

 

心配な時は私共も相談に乗ります

実はお客さまからも私共のところに相談があったばかりで、被害に遭う寸前で連絡をいただけたので本当に良かったです!

ちなみに、住まいの状況や交換する設備により異なりますが、一般的には給湯器交換の工事費用は15万~25万円程度が多いです。

ちょっと怪しげな業者が来たな…と思ったときは身内の皆さんでご相談や、私共のところに「こんな風に言われているんだけど…」とお気軽にご相談ください。

加藤工務店ではしっかりとしたご説明やお見積りをさせていただきますので、ご安心くださいね!

 

また、今ごろ色々な詐欺グループが業者を装い、ご家庭を訪問して下見をしているようなニュースも聞こえてきますので、皆様、どうぞお気をつけてお過ごしください。

 

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