こんにちは、加藤工務店です。
早いもので師走…この前暑い夏が続くなと思いきや、気づいたら厚手の上着を着ているとは、時間の流れの速さに驚いてしまいます。さて、今回はタイトルの通り、住宅設備の大手LIXILが一部の建材や住宅設備機器の値上げを先日発表しました。
今回はこのニュースにまつわる話題をご提供していきたいと思います!
LIXILの値上げ改定・平均値上げ幅最大40%へ
リフォーム産業新聞の11月20日のニュースによると、LIXILの一部の住宅用建材・設備のメーカー希望価格を値上げすると発表がありました。
商品ごとの価格改定率は以下の通りです。
・住宅サッシ・玄関ドア 3~12%
・エクステリア 5~15%(平均8%程度)
・ビル・フロント・マンションドア 1~6%程度
・トイレ 1~167%(平均23%程度)
・水栓金具 3~53%(平均8%程度)
・浴室 1~91%(平均6%程度)
・キッチン 2~34%(平均6%程度)
・洗面 2~156%(平均40%程度)
特に洗面(平均40%程度)、トイレ(平均23%程度)などの値上げ幅が大きいです!
この改定は、「原材料、購入資材、部品、物流費などの高騰に対し、企業努力のみで対応することが困難」が原因とされています。
出典:リフォーム産業新聞 2024年11月20日
価格改定は2025年4月1日受注分より…ですが
今回は来年4月からの実施予定となります。3月末までの受注分は現行価格となりますが、年度末は一般的にリフォームの需要が増える時期でもあり、駆け込み需要が予想されます。
今後も他のメーカーも値上げをする可能性も
この8月には衛生陶器やウオシュレットを製造・販売しているTOTOが、12月にもカーテンなどで有名なサンゲツが床材や壁装材などを中心に10~15%の値上げとなり、ここ数年で段階的に価格改定をしているメーカーが増えています。
現在いろいろな物価が上がっている中で、やはり業界も苦渋の決断を下した形になりますが、まだ今後もしばらくこのような形で値上げとなるメーカーも出てくるのではないかと予測されます。
食品などでも値上げが多くて「住宅もか…」とぼやきたくなるお気持ち、お察しします。
私共も、大変心苦しい心境です。
もし、4月以降にリフォームをお考えの方はお早めに検討いただくことをおすすめします!
また、値上げ情報等、お客さまにとって有益な情報をご提供できるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。