こんにちは、加藤工務店です。
爽やかな新緑が街角や軒先でも目に留まり、心安らぐ光景を楽しむ時節となりましたが、すでに関東以西では梅雨入りが始まったエリアもありますね。
梅雨入りまで、まだしばらくこの陽気が楽しめそうですが、今回は梅雨に向けて、知っておくべきお役立ち情報「雨漏り」についてお送りします。
▼雨が天井からポタポタ落ちてきたときは実はもう末期状態!
え!っと驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、大昔と違い、現代の住宅は建てるときに雨水が建物に侵入しないよう、防水シートによる処理や雨水路の確保などを行っているのが基本です。
多少のヒビや錆などではそう簡単に家の中に水は入って来ない構造になっています。
ですので、家の中に水が滴ってきている段階では、かなり雨漏りは建物の中で進行している状態と言えます。
雨漏りは、見えない壁の中や天井裏に知らない間に水が浸入し、腐食や錆付き・カビなどによる基礎の劣化も招きかねません。修繕が遅れると工事も大がかりになり、工事費用もかさんでしまいますので、早めの発見が大事なのです!
▼雨漏りは、屋根からだけではなかった!
雨漏りと聞くと、天井にシミができて、そこからポタポタ水が落ちてくる、そんなイメージの方も多いと思います。
もちろん、屋根の瓦やスレートにヒビなどが入り、そこが雨漏りの根源となる場合もあります。ですがそれ以外にも、、、
□壁のモルタルやタイルのヒビや隙間、コーキングの劣化した部分からの雨漏り
□エアコン・給湯器・通気口などの壁穴からの雨漏り
□窓格子・出窓・サッシ・雨戸・玄関ドアなどの周囲の劣化・ヒビ割れからの雨漏り
□ベランダ・屋上など平らな部分のコーキングの劣化による雨漏り
□排水溝・雨どいの詰まりによる雨漏り
と、屋根以外のたくさんの場所から雨漏りは起きていますので注意しましょう。
▼もしかして、雨漏り?自分でチェックする方法は?
では、目に見えず、知らず知らずのうちに忍び寄る雨漏りを予防するために、日頃から気を付けておきたいポイントをご紹介します。
□天井や壁にヒビやシミがあるか
□雨が降った後にカビ臭くなるか
□結露している時の水の量が多く感じるか
□ベランダ・バルコニーなどの排水溝に落ち葉やゴミが貯まっていないか
□屋根の修繕から10年以上経過していないか
□エアコンや通気口など、壁穴のコーキングに劣化はないか
まずは自分で日頃からこのような点に気を付けておくと、雨漏りの早期発見に繋がります。
ちなみに、防水塗装の耐用年数は、一般的には約5年と言われています。屋根よりも耐用年数は短いのでそこも気を付けておくと良いと思います!
▼加藤工務店の無料雨漏り診断もご活用ください
自分でチェックできるポイントもご紹介しましたが、なかなかご自身でチェックできない高い場所や屋根などで不安な要素がある時は、プロに任せたほうが安全・安心です。
加藤工務店では、現場調査(約1~2時間)を無料で行っています。
また、雨漏りの可能性が高そうな場合は、NPO法人雨漏り診断士協会認定の「雨漏り診断士」の有資格者スタッフによる雨漏り診断も行っています。
この診断は有料となりますが、散水調査でどれだけ水が漏れるかを絞り込む確認作業を半日から1日かけて行います。
こちらは書類作成費込み5万円~(税別・足場組立費別途)で、もし調査で雨漏りが見つからなかった場合は診断費用はお返しいたします。
雨漏りは、早期発見が重要ですので、梅雨前に雨漏りの不安を今のうちからチェックして、スッキリ解消しておきたいですね。弊社の無料診断などもぜひご活用してみてください!