こんにちは、加藤工務店です。
表題の通り、住宅設備の大手LIXILが一部の建材や住宅設備機器の値上げを先日発表しました。
今回はこのニュースにまつわる話題をご提供していきたいと思います!
LIXIL値上げ幅は最大40%に上る予定
日本経済新聞の12月7日の記事によると、今回値上げに踏み切ったのは、14種類のトイレや住宅用の窓サッシなど。値上げ幅は以下の通りです。
・トイレは住宅用の「アステオ」シリーズとその部品類で2~33%程度
・住宅用の窓サッシは10~12%程度
・水栓金具は一部の部品が2.1倍に、平均では10%程度
・「スパージュ」などの浴室、ユニットバスは4~39%程度(ただし9月に値上げしたばかりのホテルや集合住宅向けユニットバス「BLCW」などについては今回の値上げ対象には含まれない)
・キッチン関連は2~11%程度
・洗面化粧台関連は2~7%程度
いずれも価格上昇となることが見込まれています。
今回の値上げの理由としては、アルミ・樹脂・半導体など原材料価格の高騰に加えて、コンテナ不足など輸送コストの上昇が背景となっているそうです。
値上げは2022年4月1日以降の受注分から…でも
今回の値上げは、4月以降からの実施予定となります。3月末までの受注分は現行価格となっていますが、3月はただでさえリフォーム需要も高まる時期。年度末にかけて駆け込み受注が予測されます!
原料の価格高騰は他の住宅設備メーカーにも影響
去る6月にはサンゲツの壁床材も塩化ビニール樹脂や繊維の価格高騰により値上げされ、東リも7月以降の床材の値上げをしました。今後もアメリカの需要急増で、木材価格も大きく上昇傾向にあります。
LIXIL以外にも今後値上げを検討するメーカーも出てくることも視野に入れておいた方が賢明かもしれません。
同じリフォームをするのに、価格が全然違ってしまうのは避けたいところですよね。リフォームをお考えの方は、お早めに計画されるのをオススメします!