こんにちは、加藤工務店です。
異例の早さの梅雨明けを迎えた関東地方ですが、いきなりの暑さに追い打ちをかけるような電力不足のニュースに戸惑いを感じている方も多いのではないでしょうか?今回は、暑さを軽減する効果や、エアコンの設定温度を抑えて経済的に過ごせる遮熱塗装と断熱塗装についてご紹介します。
暑さを軽減する遮熱塗装と断熱塗装
遮熱塗装と断熱塗装、どちらも同じものだと思う方も多いかもしれません。屋根や外壁を塗装することにより夏の暑さを軽減させて室内を快適な温度に保ち、エアコン等の節電効果を発揮する、という点では同じと言えます。ですが細かいところで言うと、性質も目的もそれぞれ異なります。
その違いについて説明していきますね。
遮熱塗料と断熱塗料の違いとは?
遮熱塗装の特徴をまとめてみました。
・熱を反射して遮断する
・太陽光を反射して熱が壁に吸収されるのを防ぐ
・夏の室内の気温上昇を抑える
では、断熱塗装の特徴はどうでしょうか。
・熱の伝導を絶つ
・断熱することで室内と外気の温度差を生み出す
・夏は涼しく、冬温かくなるように室内の温度を保つ
違いを簡単にまとめてみると
遮熱塗装は太陽光を反射して抑える=夏向き
断熱塗装は熱伝導を抑えるの=通年向き
という事になります。
我が家はどっち?選び方のポイント
遮熱塗装・断熱塗装どちらがいいのかな?と迷った時はその効果やコストなどもまとめてみました。※塗料の種類や環境によって異なります。
夏場の室温
・遮熱塗装では室温を3℃~5℃程度下げる
・断熱塗装では2~3℃程度下げる
耐用年数
・遮熱塗装では約10~12年
・断熱塗装では約15年~20年
塗料の平米単価
・遮熱塗装のほうが断熱塗料よりも安価
となっていて、断熱塗料のほうが通年の室内温度を調整する効果があり、耐用年数が長いぶん、コストは割高になります。ちなみに、室内温度が一度下がると、使用環境にもよりますが約10%の電気代が削減できるとも言われています。
一概に数字だけ見てみてもお家の立地や環境などによっても効果は変わってくる場合も多いです。どちらが我が家にはいいかな?と迷われた場合は、ぜひご相談くださいね。
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