こんにちは、加藤工務店です。
3月も間近となり、年度末に近づくにつれて、新生活への準備などがそろそろ気になってくる時期ではないでしょうか?
リタイア生活の開始、お子さんの卒入学など、住まいの形もその時々で変化していきますよね。今回は「新生活は間取りの軽減で住みやすく!」をテーマに、間取り変更や増築・減築などについてお話したいと思います。
間取り変更で予算を抑えて模様替え
※画像はイメージです
「子どもが大きくなったから、広い部屋を2分割したい」、「使っていない洋室の壁を撤去してリビング・ダイニングを広くしたい」などいう場合、間取り変更で新たな生活空間が生まれます。
増築に比べて予算も低く、工期も短めに抑えられるのが間取り変更のメリット。もともとあったお部屋にテレワークスペースのコーナーを設けるなども可能です。
ただし、一戸建てでもマンションでも、建物の工法や構造によって、リフォームの自由度は変わるので、見積などを依頼する時はその点についてもリフォーム会社に確認を取っておくことが大切です。
今あるスペースを確保しながら部屋を増やすなら増築
両親と同居、子ども夫婦と同居などの場合は、人数が増えるぶん、間取り変更ではなかなかスペースの確保が難しい場合もありますよね。その場合は増築がおすすめです。
増築の場合は取り壊さずにリフォームができるため、解体費用や解体したときに出た廃材の処分費などがなく、建て替えるよりも工事費用が安くなるメリットがあります。また、10㎡以内の増築リフォームであれば、自治体への事前申請が不要です。
ただし、敷地面積によっては行えないことがあったり、法律に従って増築をしないと違法建築となり家の価値が下がったりする場合もあるので気を付けておきたいポイントです。
使わなくなった部屋が多くなったら減築も検討を
お子さんが社会人になった、結婚した、などで子育てをしていた頃に比べて使わない部屋が増えたという場合は減築をするのも一つの手です。
家を小さくすることで、冷暖房の効率が良くなるのはもちろん、人の出入りの少ない部屋を減らすことで防犯性も向上します。また固定資産税も安くなります。高齢の方などは2階を減築して平屋にする方も。その他にも2階を減築すると耐震性がアップするというメリットもあります。
ただし、床面積が変わるため登記申請が必要なほか、工事規模によっては、仮住まいの手間と費用もかかるという点もあるので、見積りなどの際に、プロにどの方法をとるのがベストか相談することをおすすめします。
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このように、間取り変更・増築・減築など、それぞれの家庭の生活スタイルに合わせて、生活動線をより便利で快適にチェンジすることができます。
どのような建物の場合でも、まずはリフォーム会社に希望の工事内容をしっかり伝え、施工可能かどうか確認してもらうことが大切です。ぜひ気軽にご相談くださいね!