失敗しない2世帯リフォーム

こんにちは、加藤工務店です。

10月に入り、物価が上がったりする機会も多くなりました。なるべくお金を使わないために、また税金対策などで二世帯住宅を検討しているという声も耳にします。

二世帯住宅は、子育て中の共働き家族や、高齢の親御さんがいらっしゃる方にとっては安心感もあって、経済的なメリットも多いですよね。今回はそんなメリットを後悔に変えないためのポイントをご紹介します。

二世帯住宅は3つのタイプに分けられる

二世帯住宅は大きく分けて3種類あります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

完全分離型

1つの建物を「上下」や「左右」に分け、玄関を2つ作り、個別に住宅としての機能を持たせたもの。プライバシーが守られ、将来的に一方を賃貸として貸すことも可能です。

一部共有型

玄関だけ、玄関&浴室だけ、または玄関&浴室&リビングだけ共有するなど、希望に合わせて建てることができます。完全分離型より建設費を抑えることができ、プライベートも適度に守られるのがメリット。

すべて共有型

寝室などのプライバシー面は分け、その他のリビング・キッチン・トイレ・浴室などや収納なども共用で使用するタイプです。将来1世帯になっても工事が不要なところもメリットになります。

タイプ別こんな方におすすめ

では、それぞれのタイプはどんな人におすすめなのかを解説します!

完全分離型

・生活スタイルや時間帯が全く異なる世帯

・それぞれ荷物や所有物が多い世帯

・人を家に呼ぶ機会が多い世帯

一部共有型

・家族のみでのプライベート時間も大切にしたい世帯

・適度にお互いの世帯の存在を感じながら過ごしたい世帯

すべて共有型

・家族の人数が少ない世帯

・建設費用を抑えたい世帯

・子育てや介護が必要な世帯

2世帯住宅に住んだことを後悔しないために

一番失敗が少ないのは完全分離型ですが、費用や敷地の問題や、せっかく親子で住むのだから、どこかを共用にしたいと考える場合もあるでしょう。

共用部分がある場合に事前にクリアにしておきたいポイントをお伝えすると…

建設費用分担をしっかり決めておく

・リフォームをしている間の仮住まいのことやその予算も検討しておく

生活費のルールや水道光熱費をどうするかを話し合っておく

収納スペースの使い方も相談、引っ越し後の荷物の優先順位を付けて断捨離も検討する

入浴時間などを調整しあう

トイレや洗面台の数を検討する

仲良く暮らすために、すべての疑問や懸念点はクリアにしておくのが良いでしょう。

互いに依存しすぎず、尊重し合う気持ちが大事ですよね。これは二世帯住宅に限らず、どんなことにも当てはまることかもしれません!

楽しく賑やかに過ごせて、経済面のメリットもたくさんある二世帯住宅。検討している方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

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