お部屋のイメージチェンジを壁紙で手軽に!
こんにちは、加藤工務店です。
3月に入って関東地方でも雪が降り、寒が戻りましたが、桜のつぼみが少しずつ膨らむ様子に、春の訪れが着々と進んでいるのを感じます。春は新たに気持ちを切り替え、新生活に向けての準備の時期ですね。
今回は、そんな新生活の時期に向けたお部屋のイメージチェンジにお役立ていただける「壁紙」のお話をお届けします。子ども部屋の新設や、使わないお部屋を新たに活用したり、いつものリビングの雰囲気を変えたり…など壁紙で気持ちも新たに春をスタートさせるヒントになれば幸いです。
壁紙リフォームのメリットは?
※画像はイメージです
壁紙リフォームの最大のメリットは、作業が比較的シンプルでありながら大きな効果が得られる点です。家具を大掛かりに入れ替えずとも、壁紙を変えるだけで空間全体が新鮮な雰囲気に生まれ変わります。手間も少なく、費用面でもコストパフォーマンスに優れているため、賢いリフォーム方法として人気です。
また、壁紙を選ぶ際は、多種多様なデザインがあるため、自分の理想にぴったり合ったものを選ぶ楽しさもあります。
機能性の高い壁紙でお部屋を快適に
※画像はイメージです
最近の壁紙は様々な機能をもつ壁紙が登場しています。消臭効果や防傷加工、落書きなども拭き掃除で汚れを落とせる素材など、快適でお手入れがしやすいタイプも登場しているので、小さなお子さんのいるご家庭、ペットのいるご家庭、トイレなどにおすすめのものも。
また、雑菌の繁殖を防ぐ抗ウイルス壁紙、アレルゲン物質の働きを低減し、花粉やアレルギーから家族を守る抗アレルギー壁紙、光を反射・拡散して少ない電力で空間を明るくする省エネに役立つ壁紙などもあり、ライフスタイルや目的に合わせて機能を選ぶことも可能です。
人気のデザインは?
↑ストーン調のイメージ
最近では、ナチュラルテイストやモダンなデザイン、さらにはレトロな雰囲気を演出する壁紙も登場しており、どんなインテリアにもマッチする選択肢が充実しています。
特に最近のトレンドは
・ボタニカル調
・ストーン調
・ウッド調
など、自然な雰囲気の壁紙が人気で、種類も多く出てきています。
また、幾何学模様なども見かけることが増えました。
↑ソフトな雰囲気のボタニカル調のクロスのイメージ
そのほかにも、居室の全面だけではなく、一部の面にだけアクセントカラーを貼る「アクセントクロス」も人気です。
↑アクセントクロスのイメージ
失敗しない壁紙選びのコツは?
※画像はイメージです
部屋の広さや照明の具合を考慮し、好きなカラーやパターンを取り入れることがポイントです。
壁紙をチェンジして失敗するパターンはこんな点ではないでしょうか?
1.思い切った選択ができずに、無難なものをえらんで部屋の印象が変わらない
→冒険ができないときは色が入っていないが立体的な模様があるものをチョイスするのがおすすめ
2.好きな色を選んだら奇抜すぎて落ち着かない
→派手目の色はほんの一部にポイント的に入れるのがおすすめです。アクセントカラーは似たような色味ではなくメリハリのあるものを。
3.壁紙がきれいすぎて古いスイッチや窓枠、家具の古さが逆に強調されてしまった
→古い部分となじむアイボリーやクリームのなじみ色を選ぶ
などで対策しましょう。
ほかにも、狭い空間になるほど小さめの柄の方がなじんで落ち着きが出ることや、色見本のような小さいサイズよりもより広い面積で見た方が明るく鮮やかに見えるという「面積効果」なども配慮して選ぶことが大切です。
お部屋に合わせた選び方のポイント
※画像はイメージです
リビング・ダイニング・玄関などのパブリックスペースはシンプルに。
天井を高く見せる視覚効果としては、
・縦ストライプ
・床から壁、天井に向かって明るい色にする
なども参考にしてみてください。
寝室、書斎、ワークスペース、子ども部屋などのプライべート空間は無地カラー系で好きな色を。特に寝室は天井を暗めの色にすると落ち着きの出る空間になります。
お風呂や洗面室、トイレなど、比較的短時間で過ごす空間はちょっぴりデコラティブな楽しさのある柄を入れるのも良いでしょう。
壁紙の選び方についてお届けしましたがいかがでしたでしょうか。気軽に取り組めるリフォーム方法として、ぜひ参考にしてみてくださいね。お部屋がまた新たな魅力を発信する空間に変わるはずです。